Rancherってなに?
Kubernetes(K8s)を使いやすくするための、OSSのソフトウエアです!
簡単には以下のことができます。
- 異なる環境のK8sクラスタの一元管理
- K8sクラスタへのアプリの導入
- Istio(サービスメッシュ)との連携
うーん、便利そうですけどどうなんでしょう?
という事で、実際に作ってみて触ってみましょう!
Rancherを構築する
Rancherの構築には大きく分けて2種類あります。
- 単一ノードのRancherをDockerコンテナとして構築する。
- 高可用性のRancherをKubernetes内に構築する。
Dockerコンテナの方はたくさん記事があり、またIstioなどの機能を試してみたいので、高可用性Rancherの構築を行います!
Rancherの構成
以下の構成でRancherを構築してみようと思います。
- 基盤: Windows10上のVirtualBox
- 構成台数:Racher 3台 LB&DNS 1台
- CPU:3,2,2,1
- メモリ:4GB x 3, 1GB x 1
- OS:Ubuntu 18.04
- Nic:2つずつ(NAT, Internal)
- ロードバランサ(LB),DNS: LBとDNS用のUbuntuを1台構築します。(cpu=1, memoty =1GB)



