
はじめに
Kubernetesを詳しく理解するために、「Kubernetes The Hard Way」というチュートリアルに挑戦しました。
本家チュートリアルではGoogle Cloud Platform(GCP)の無料クレジット$300以内で、K8sクラスターを手動構築する手順が紹介されていますが、
- 無料クレジット内で学習が終わるか分からない
- K8sクラスター構築後に検証したいことがある
- インプットばかりではなく、読み替える方が学習効率が高い
という点を考慮し、仮想環境に読み替えてチュートリアルを行いました。
本記事では読み替えが必要となる部分を解説しています。本家チュートリアルと横並びにしてご覧ください。
(本家チュートリアルが元々Hard Way(苦労、地道)なので、読み替えを行うとさらにHard Wayになります。)
仮想環境の概要
今回構築するKubernetesクラスタのノードのイメージは以下です。

合計7台の仮想マシンを同じネットワーク上に作成してK8sクラスタを構築します。
検証環境の要件は以下の通りです。
・メモリ:12GB程度
・ディスク容量:70GB程度
なお各ノードが同じネットワーク上にあればよいため、1台のPC上に集約させなくても大丈夫です。

